うつ病の現状について
うつ病は「こころの風邪」とよく言われますが、一方で実はもっと怖い病気とも言われています。厚生労働省の報告によれば、うつ病の再発率は60%と言われ、再発を繰り返すことによってその率はさらに上がるとも言われています。しかし決して侮ってはいけませんが、腰を据えてしっかり取り組むことによって、うつ病の治療や再発防止はかなり効果的なものになると思われます。
うつ病の治療について
嫌な出来事に出会ったり辛い状況に置かれたりすると、誰でも多かれ少なかれ憂うつな気分になると思います。このようなとき、私たちは仲間とお酒を飲んだり、友人に話を聞いてもらったり、ヨガや気功のようなストレス解消法を活用したりして憂うつな気分を解消します。しかし嫌な出来事や辛い状況がいつまでも続き、気分がなかなか解消できずこころのエネルギーが涸れ果てるとうつ病になります。憂うつな気分はカウンセリングが効果的と言われますが、うつ病になると医師の治療による薬物療法が必要になります。
薬に頼らないでうつ病を治すには
しかし、薬物療法でいったん治ったはずのうつ病が、前と同じ状況に置かれると再発しやすいと言われます。うつ病になりやすい人には物事に対する考え方に、ネガティブで不健全なところがあると言われています。これをポジティブで健全なものに見直すことが、うつ病の予防と再発防止に効果的と言えそうです。薬に頼らないでうつ病を治したいと思ったら、物事に対する考え方をポジティブで健全なものに見直すことも検討してみたらいかがでしょうか?
近赤外光を使って大脳皮質機能をマッピングする方法のことを光トポグラフィーと言います。日本で初めて行われた検査です。